肝臓の働き

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肝臓は様々な機能を持っており、非常に重要な臓器です。主な機能は、代謝・解毒・胆汁の生成や分泌で、細かく分けると500種類以上の働きを持っていると言われています。腎臓はその機能を失ってしまったとしても、人工透析などで機能を補うことが可能ですが、肝臓の機能をすべて人工で補おうとすると東京都とほぼ同じ面積の工場が必要になるそうです。そんなことは事実上不可能ですので、肝臓は代替の利かないとても重要な臓器であることがわかります。 病院や健康診断で血液検査を受けたとき、肝臓の数値(ALT・AST)が高いと言われたことはありませんか。ALT・ASTとは、主に肝細胞に存在しアミノ酸の代謝などを行っている酵素ですが、肝機能障害時に血液中に漏れ出してきます。ALT・ASTが高いということはそれだけ肝臓の細胞が壊れているということになります。 病院などの検査結果では、ALTの正常値は40IU/L以下程度ですが、最近では本当の正常値は30IR/L以下と言われており、注意が必要です。

肝機能障害には様々な要因があります。主なものにはアルコールや薬剤性の肝機能障害などがありますが、最も注意が必要なのが「ウイルス性の肝機能障害」です。これはC型肝炎ウイルスやB型肝炎ウイルスによる慢性肝炎を起こしている可能性があるからです。 C型肝炎は日本全国で150万人〜200万人が感染していると推測されており、これは人口の1%〜1.5%にあたります。さらに、C型肝炎は過去の輸血感染や予防注射の回し打ちなどでの感染が多く現在ではほとんど感染することはないため、現在感染している可能性があるのは40代以上の方が多いのです。 C型肝炎は感染すると70%の方が慢性化し、徐々に肝硬変や肝臓がんに進行します。その間、症状はほとんどありません。現在、日本では毎年3万人以上の方が肝臓がんで亡くなっていますが、そのほとんどがC型肝炎やB型肝炎によるものなのです。そのため、他人事と思いがちですが、40歳以上の方で一度でもALT・ASTが高いと言われたことがある方はすぐにC型肝炎の検査を受けてください。今は多くの自治体で無料で検査が受けられます。手順については、市区町村の保健所に問い合わせてみてください。